『サンダーＶ』から搭載されたリールフラッシュ、予告音をさらに進化させた正統派ノーマルＡタイプ。その当時のアルゼ機種には当たり前だった通常時の小役狙いやリプレイハズシはもちろん、『サンダーＶ』より採用されたインパクト抜群の３連絵柄も搭載。頃を同じくして発売された『花火』に人気を持って行かれた感はあったが、いかにもスパイキー スパイキー スロットらしい絵柄で構成された硬派なイメージと、光と音が奏でる多彩な演出は多くのファンを虜にした。『サンダーＶ』ではやや聞き取りづらかった予告音だが、本機ではうるさい店内でも聞き取りやすいように改良。フラッシュパターンはさらに増え、小役対応パターンやボーナス確定パターンなど、いずれかのリールで取りこぼしが発生するリール配列の特徴を上手く利用してフラッシュが発生した。地味な存在ながら、完成度の高い作品と言えるだろう。

アルゼ／1998年６月導入開始／４号機／Ａタイプ／５ライン