『花火』『大花火』に続く、ドンちゃんシリーズ第３弾となる『ドンちゃん２』。最も大きな特徴は、ドンちゃんシリーズ初となる液晶を搭載した点。液晶では内容の異なる３つの演出パターンが用意されており、赤ドン、青ドンに続く第３の男・緑ドンちゃんが初登場を果たした。液晶を搭載し、プレイヤーが任意で選べる多彩な演出で幅広い年齢層のファンに受け入れられたが、ゲーム性はかなり硬派。BIG中は目押しの余裕が２コマとやや難易度の高いリプレイハズシを駆使することで大幅な獲得枚数の上積みが可能。そして、BIG中に変則押しで提灯（10枚役）が上段受けになった場合、左リール・１番の提灯を上段にビタ押しすれば４枚チェリーとの複合で14枚の払い出しを受けることができた。しかし、ビタ押しに失敗すると払い出しが２枚もしくは取りこぼして０枚という危険性もあったので、完璧に攻略するにはビタ押しをパーフェクトにこなせる目押し技術が必要だった。

アルゼ／2000年11月導入開始／４号機／Ａタイプ／５ライン